岐阜地区

岐阜 8件

岐阜地区三十年記念碑

30年記念碑
30年記念碑碑文
岐阜入植30年

昭和2年8月2日 岐阜入植30周年記念式典

「 ところ文庫10 常呂町歴史散歩」(常呂町郷土研究同好会/刊)から抜粋
*この碑は、昭和2年8月に岐阜入植30年を記念して、西5線6号にあった岐阜尋常小学校に
 建立されたものでした。そして、昭和44年7月に岐阜地区集落センター前に移されました。
*岐阜地区は明治30年、岩見沢に移住していた岐阜県出身の林喜太松氏が常呂原野の土地貸与許可を
 受け、現地に仮小屋を建てて帰り、翌31年5月、岩見沢からの移住者と岐阜県揖斐郡、本巣郡の
 両郡からの移住者あわせて21戸が家族とともに入地したことに始まります。
*台座の碑文は、開基八十周年記念として集落センターに移したときに作成したもの。

岐阜開基百年記念碑

岐阜百年記念碑
「開基百年記念史 闘墾」から引用
*「開基百年記念碑」は、平成7年3月に発注し、平成8年5月に完成。
*除幕式は、平成8年7月21日。明治・大正・昭和生まれが揃った山本氏一家が除幕。
*石碑の題字は、ふるさとを愛し、いこいの郷として夢をもって未来へ
 限りなく飛躍することを願い「愛郷夢限」としたとあります。
*この百年記念碑を左端にして、尋常小学校の碑、三十年記念碑が並んでいます。

尋常小学校の碑

尋常小学校の碑
碑文解説

岐阜尋常小学校の碑文

 「開基百年記念史 闘墾」から引用
*記念碑は、岐阜尋常小学校跡地の5線6号付近に設立を試みたが、
 あまりにも道路に近く断念し、100年記念碑横に設立し、
 小学校跡地を石碑に明記。
*碑文は、明治33年3月に岐阜団体簡易教育所として始まり、
 大正2年9月に常呂岐阜尋常小学校と改称し、昭和11年12月に
 錦水小学校と改称した学校の歩みを簡略に記載しています。
*平成8年7月21日に岐阜開基百年記念碑とともに設置。
 

岐阜西部開拓の碑

岐阜西部開拓碑
「ところ文庫10 常呂町歴史散歩」(常呂町郷土研究同好会/刊)から抜粋
*岐阜西部地区に開拓の鍬が入ったのは明治39年で、入植者10戸が移住したのが
 始まりとなっています。その後、40年に2戸、41年に1戸と、年々戸数が増加し、
 発展してきました。
*昭和30年3月20日に、開基50周年祭を実施して、初代入植者11名に感謝状を贈呈し、
 その事業の一環として「開基五十年記念柱」を西7線6号の西側に建立しました。
 その後、60年6月吉日に、80周年祀を行いましたが、記念柱も古くなったので、
 新しく石碑にして長くその功績を称えてはとの声が上がり、「開拓の碑」と名付けて、
 同じ場所の6号7線の岐阜西部会館横に建立されました。

岐阜の馬頭観世音菩薩

岐阜馬頭観世音
岐阜馬頭祭

昭和57年7月27日 岐阜地区の馬頭祭

平成8年馬頭祭1
平成8年7月20日 岐阜区開基百年記念の馬頭祭
平成8年馬頭祭2
「ところ文庫10 常呂町歴史散歩」(常呂町郷土研究同好会/刊)から抜粋
*国道238号線と町道6号の交差点北側にあり。馬頭観世音菩薩を彫り込んだ石碑です。
 大正6年1月、林藤次郎氏が岐阜県から持ってきて安置したものですが、三面八臂の
 石像に彩色したものでした。しかし、現在ではほとんど色が落ちてしまいました。
*昭和54年、石碑に覆いを掛け再建されています。

金華一二三会「開拓百年記念植樹」碑

開拓植樹碑
開拓記念植樹碑2
岐阜県金華地区の金華一二三会(金華小学校同窓生:参加者26人)が、岐阜地区に
世界的銘木樹齢1500年の「薄墨桜(うすずみざくら)」を植樹したことを記念して
建立した「開拓百年記念植樹碑」。
銘板には、「開拓に起因する濃尾大震災の震源地、岐阜県根津村に千年の生命を保つ
薄墨桜(うすずみざくら)の苗木を植す 岐阜市金華一二三会」とあります。
建立は平成9年4月。場所は、岐阜地区の福祉作業所「ウォームハート・ホーム 風の輪」敷地内。

金華一二三会「岐阜 桜園」碑

桜園碑1
桜園碑2
桜園碑3
岐阜県金華地区の金華一二三会(金華小学校同窓生)が、岐阜地区の福祉作業所「ウォームハート・ホーム
風の輪」敷地内に建立した「桜園」碑。
平成9年4月建立の「開拓百年植樹」碑と同じ場所にあります。
碑には「現地の人々と共に社会に奉仕する心を桜に託し植樹する」と書いてあります。

昭和天皇お手播きのカラマツ

岐阜カラマツ1
岐阜カラマツ2
岐阜カラマツ23
*大正11年7月、当時の皇太子、後の昭和天皇が20日間にわたり、北海道を行啓
 されました。その時、札幌真駒内の北海道庁立種畜場でカラマツの種を播かれ、
 苗木に育った段階で道内の各学校に配布されました。
*写真のカラマツは、現在道内で確認できている6ヶ所(北見市常呂町・置戸町・
 幌延町・岩見沢市・長沼町・札幌市)の内の1本で、国道238号線沿いの西5線
 交差点近くにあります。当時、岐阜尋常小学校があった場所です。
 (注:確認市町は「昭和天皇陛下お手播きのカラマツ顕彰奉賛会」の調査)
*岐阜地区のカラマツについては、「錦水小学校沿革史」に〈大正13年11月15日
 皇太子殿下御手播落葉松五本到着、植栽す〉の記載があります。
*「日吉小学校沿革史」にも〈大正13年11月、皇太子殿下御渡道御手播落葉松
 御下賜あり、部落有志、青年団員、児童一同にて植樹し、冬期に入るをもって
 諸準備をせり〉の記述があります。カラマツは現存しません。

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